夏の花粉症の症状は?対策方法も紹介します
アレルギー体質の方は春先のシーズンがとても憂鬱になります。
しかし春だけでなく夏にも花粉症があることをご存じでしたか?
花粉は様々な種類が年間を通して飛散していますので、夏の花粉症の対策について早速ご紹介したいと思います。
夏の花粉症の症状について
花粉症と聞くと春先のスギ花粉が一般的ですが、しかし夏にも花粉は飛散しています。
地域によってもそのシーズンは多少異なりますが、夏の花粉症は特に北海道で多いようです。
夏は本州では梅雨の時期と重なるため、アレルギーの方もそれほど心配の必要はありませんが、北海道では花粉の原因となるカモガヤと呼ばれる植物の花粉が飛散するため、真夏でも花粉症が多くみられます。
また本州では夏から秋にかけてのブタクサやヨモギが花粉の原因になり、全国的に分布しています。
症状は春の花粉症と同様にくしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、辛い症状で悩んでいる方も多いですよね。
春は花粉のシーズンで対策をしっかりする方も多いのですが、夏はついつい油断してしまうため、症状が悪化する場合も多いのです。
夏の花粉症の時期はいつ?
夏の花粉症の時期は地域によって異なりますが、本州は梅雨時期になるため夏の花粉症が本格化するのは8月から10月といわれています。
それとは逆に梅雨がない北海道では6月頃から夏の花粉症が始まるため、旅行で訪れる方などは充分に花粉症対策をしておきたいですね。
本州で特に多いヨモギの花粉は繁殖力がとても強いので注意が必要です。
またイネ科の植物はスギ花粉と同じような症状があり、皮膚のかゆみなどの全身症状が起こる場合もあります。
このように夏の花粉症は、時期を多少ずらすと日本全国で夏の間は花粉症があるという事なのです。
アレルギー体質の方は春先だけでなく、夏の間もしっかり対策をしておきたいですね。
また夏風邪と間違ってしまう場合もありますので、体調がすぐれない時は医療機関で診察してもらいましょう。
夏の花粉症の対策はどうすればいい?
夏の花粉症の対策は春先と同じ対策方法を行いましょう。
ただ夏の場合は気温が高くなるため、部屋の窓を開けることが多くなるため、花粉の症状が辛い時はなるべく外気を室内に入れないようにすることがポイント。
そして洗濯物もできるだけ室内干しにして衣類に花粉をつけないようにしましょう。
また外出する際は春の花粉シーズンと同様にマスクや眼鏡を着用すること。
帰って来た時は玄関先で衣類についた花粉を綺麗に払い落としましょう。
また手洗い、うがいを徹底し、体調管理をしっかり行ってくださいね。
春と夏の花粉の違いは飛散の仕方。
スギ花粉は空気に乗って広がってしまいますが、夏の花粉は広範囲に飛散することが少ないため、河川などの植物が多い場所に近寄らないことも大切な予防方法の一つです。
まとめ
夏の花粉症は春のシーズンと同様にアレルギー体質の方にとっては辛い季節です。
体質改善をすることも必要なため、日頃から食生活や生活習慣にも意識してみましょう。
また症状を抑えるためには予防対策をしっかり行うことが重要ですね。