運動不足なのに張り切って運動して、筋肉痛になった時の対処法は?
運動不足は健康にも悪影響。たまには運動しよう!と思ってちょっと頑張り過ぎた翌日。
体中が筋肉痛で痛い経験がありませんか?こんなときはどうやって対処すると良いのでしょうか。
早速ですがおすすめの改善方法をご紹介したいと思います。
筋肉痛になる原因を理解しよう
日頃運動不足の人ほど筋肉痛になりやすいもの。
なぜ運動をした後に筋肉が痛むか原因をご存じですか?
いつも通りの生活パターンではほとんと筋肉痛が起こることはありませんが、ちょっと多めの運動量や筋肉を使った後には、筋肉を構成する結合組織や筋繊維が損傷し、この炎症が筋肉痛だといわれています。
また体が疲れると疲労物質の乳酸と呼ばれる成分が体内に蓄積される為、筋肉が硬直して伸縮性を失っています。
この筋肉の状態が痛みや体が張っているような筋肉痛として表れてしまうのです。
筋肉痛の原因ともなる乳酸とは、糖がエネルギーとして燃焼されるときにできる物質。
疲れがとれないときはこの乳酸が体内に多くある状態です。
運動は日頃から定期的に行うと筋肉痛の予防ができますよ。
マッサージをする
筋肉痛で体を動かすのが大変。階段上るのも一苦労、なんて辛い体験は皆さんあるのではないでしょうか。
ひどい場合は何日もこの痛みに苦しまされてしまいますよね。
そこで早く筋肉痛から解放されるためには、正しい対処方法を行いましょう。
痛みがある時にさらに運動をすると筋肉の損傷が激しくなるため、できるだけ体を休ませることが必要です。
お風呂に入って体内の血行を改善させましょう。
そして痛みのある部分を優しくマッサージしてくださいね。
強く揉みすぎると炎症が激しくなるため、そっとマッサージをすることがコツ。
そして最後に痛い部分をぬるま湯や冷たい水で冷やすことで痛みの原因となる炎症を抑えることができます。
痛みが強いときは湿布薬などを使用しても良いでしょう。
栄養補給をする
筋肉痛の対処をするには、損傷した筋肉を早く回復させることがポイント。
そこで食事で必要な栄養分を補給しましょう。
特に質のよいたんぱく質は筋肉を作るために欠かせない栄養素。
大豆などの豆類、鶏のささみ肉など脂肪分が少ない肉類などの動物性たんぱく質もおすすめです。
またビタミンB群も筋肉痛の予防と回復にはとても効果があるため、豚肉や卵などの食べ物を心がけて食べるようにしましょう。
また筋痛の原因となる疲労物質を排除するには、抗酸化作用の高いビタミンEもおすすめ。
オリーブオイルやアーモンドなどのナッツ類に多く含まれているので、日頃からバランスよく摂取することが必要です。
食生活は筋肉の働きにもとても重要。早く回復するためにも栄養補給を忘れずに。
まとめ
運動不足を一発で治す方法は残念ながらありませんが、体本来の回復機能を活発にするためには、食生活や睡眠を十分とるなど、生活習慣にも注意しましょう。
筋肉痛は運動不足のサイン。
日頃から健康維持のためにもストレッチなどをするといいですよ。