鯉のぼりを子供と一緒に折り紙で作りましょう。分かり易い折り方を紹介!
5月5日の端午の節句は、鯉のぼりをあげて、子供の成長と立身出世を願いましょう。
鯉のぼりの由来や、揚げる時期についてもご紹介します。
そして、折り紙で子供と一緒に楽しめる作り方もぜひご覧下さい。
鯉のぼりの由来は?
端午の節句には鯉のぼりを上げて、子供の立身出世を願います。
鯉のぼりを上げるようになったのは江戸時代からです。
最初は武士の門に幟を立てて、男子の出世や健康を祈願するものでした。それを裕福な商人が真似て形を変えて江戸の町で広がったのです。
中国にある故事で、黄河の竜門の滝を昇って竜となった鯉の伝説をなぞり、鯉の幟を飾るようになりました。
といってもその頃は今のような鯉のぼりではなく、魚のカタチをした吹流しでした。
浮世絵を見ても真鯉の黒い鯉が風に舞泳ぐ姿も残っています。
現在の都市ではあまり見られなくなった鯉のぼりですが、男子の将来出世してほしいという願いが込められているんですね。
鯉のぼりを出す時期は?
鯉のぼりは端午の節句、5月5日のおよそ1ヶ月前ぐらいから揚げましょう。
遅くても5月になる前に揚げるのがいいですね。
屋外に飾る物ですから、4月に入ってから天気の良い日に揚げてください。
鯉のぼりを一度揚げると、そのままの家もありますし、雨の日は降ろす家、更には毎日太陽が沈む際に降ろす家など様々ですね。
どれが正解というよりは、長く使うには、天気が崩れる際には降ろす方がいいです。
強風の荒い嵐の日などは降ろした方が無難です。ロープに絡まり無惨な姿になります。
折り紙で作る鯉のぼりの折り方
最近は都市型の生活だと鯉のぼりを持てない方も多いですね。
そんな方も子供と一緒に楽しめる鯉のぼりということで、手軽に可愛く作れる折り紙の鯉のぼりを紹介します。
◎「鯉のぼり」の折り方 その1
折り紙の鯉のぼり
割り箸を柱にして鯉のぼりを付けていくと立派な鯉のぼりが出来ますね。子鯉の部分などは紙のサイズを変えて作ればいいですね。
◎「鯉のぼり」の折り方 その2
立体的鯉のぼり 箸置きにも
最後に目や鱗を描くので、作り手の個性も出てきそうで、素敵ですね。
◎「鯉のぼり」の折り方 その3
鯉のぼりの菓子入れ
可愛い袋のような入れものになっていて、折り方も尾ヒレのところとか折り紙らしいですね。
◎「鯉のぼり」の折り方 その4
鯉のぼりの引き出し
外箱と内箱の紙のサイズが違うのがポイントです。色をいくつか作りたくなる可愛い引き出しです。
◎「鯉のぼり」の折り方 その5
鯉のぼりの箸袋
箸袋だと食事の際にとても会話も弾んで楽しくなっちゃいますね。
折り紙で楽しくお話しながら鯉のぼりを作れば、家族で和めますね。
簡単そうなものを一つ作るだけでも、節句を楽しめるツールになりそうです。
普通の折紙や千代紙など色んな紙で楽しむと、多彩な雰囲気も楽しめます。
ぜひお試しください。
まとめ
鯉のぼりは子供の成長や出世などを願うものですが、最近は見かけなくなってきているのも事実です。
都市部に住む方には、なかなか馴染みのないものですが、最後に紹介した折り紙で作る鯉のぼりなら、気軽に端午の節句を楽しめますよ。
子供と一緒に折紙で作ってみてくださいね。