夏の水分と塩分の理想的な補給方法と緊急時の補給方法
2018/08/06
夏になって日差しが強い暑い日が増えてくると心配なのが熱中症です。
熱中症から体を守るためには、水分補給、そして塩分補給が必要です。
夏の暑い日にお出かけしても熱中症で倒れることがないように、水分と塩分の補給方法について紹介します。
熱中症の症状とは?
強い日差しの下にいて、ちょっと調子が悪いだけだと思っていたら実は熱中症だったということがあります。
熱中症にはいくつかの症状がありますが、以下の症状が出た場合は熱中症になりかけていますから、すぐに対策を取りましょう。
・大量に汗が出たり、逆に汗が止まって出なくなる
・体が熱い
・ドキドキする
・喉が異常に渇く
・手足に冷えを感じる
夏の水分と塩分の理想的な補給方法は?し
のどが渇いているからといって一気に水を飲んでも水は吸収されずに排出されるだけです。
理想的な飲み方は、ゆっくりとコップ1杯分ぐらいの水を飲むことです。
体に水を吸収させるには何回か分けて水を飲むことが必要です。
仕事中、または運動中は水分補給を忘れがちですが、夏の間は1時間に1度を目安に水分補給の時間を作るように心がけてください。
人は汗をかくと水分と一緒に塩分も失われていきます。
塩分をとっていなければ、いくら水分をとっても、体に水は補給されずに外に出てしまい、脱水症状を起こしてしまいます。
しかし、塩分は食事の中に含まれていますから、よほど汗をかいた時でなければ補給の必要はありません。
夏に汗を大量にかいた時だけスポーツ飲料などを使って塩分補給をしてください。
緊急時の補給方法は?
頭がふらふらしてくるなど熱中症の手前にあるときなどの緊急時には、すぐに水分と塩分を補給しなければいけません。
そのときに、飲んでいただきたいものが経口補水液です。
経口補水液は体に吸収率が非常に高い飲み物ですから、飲めば脱水症状がすぐにおさまります。
経口補水液は、水1リットルに砂糖 40g、そして塩小さじ半分の割合となっていますから、緊急時には、コップ1杯の水に、塩をひとつまみ、そして砂糖を軽めの一握り入れて作りましょう。
できあがった経口補水液は500ccを1時間から2時間かけるぐらいを目安にゆっくり飲んでください。
まとめ
夏は熱中症で倒れる人が多いです。
夏の暑さに負けず、汗をたくさんかいても倒れること無く楽しく過ごせるよう、水分と塩分を補給してください。
そして緊急時には経口補水液を用意できるよう、何がどのぐらい必要なのか、分量を覚えておくようにしてください。