夏場の停電した場合の食料保存方法は?
夏は電力消費が多くなる季節。
停電をした場合は冷蔵庫の中の食材はどうしたらいいのでしょうか。
そのまま放置すると夏場はすぐに食材がいたんでしまいます。
そこでぜひ覚えておきたい停電時の冷蔵庫の食材保存方法をご紹介しましょう。
停電したら慌てずに冷蔵庫はそのままに
停電したらまず心配になるのが冷蔵庫の中身。
すぐに腐ってしまうではと何度も冷蔵庫のドアを開閉してしまうのは一番最初に避けたいことの一つ。
停電をしても冷蔵庫内の温度はすぐに下がってしまう訳ではありません。
慌てずに冷蔵庫を開けないことが長時間食材を保存するコツの一つ。
冷蔵庫内は停電をしてもドアを開けなければ4時間ほどは庫内の温度は保たれたままともいわれています。
また冷凍庫もほぼそのままの状態で保てるため、短時間の停電の場合はとにかく慌てないこと。
何度も中身をチェックしてドアの開閉をするとどんどん庫内の冷たい空気が外に逃げてしまいます。
たくさん詰まった中身を出して何とか冷やそうと考える前に、まずは何もしないでそのままにしておくことが保存のコツです。
長時間の停電の場合
長時間の停電の場合は、冷蔵庫をそのままにしておくと中で食材が腐敗してしまいます。
はじめの数時間はそのままでも大丈夫ですが、徐々に庫内の温度が下がってくると保冷の機能はなくなってしまいます。
その場合は発砲スチロールの容器を使ったり、クーラーボックスを活用して生鮮食品を保存しましょう。
保冷剤を入れてしっかり冷やしておけばかなりの時間は保存が可能です。
このときの注意ですが、保冷剤は容器の下でなく上に置くこと。
冷たい空気は上から下に下がるので効率よく保冷ができます。
このような緊急の場合には保冷剤がたくさんあると便利ですよね。
またペットボトルを凍らしたものなども保冷剤として使えますので、日頃から作り置きしておくとよいでしょう。
緊急の場合は生ものを優先して、ケチャップなどの調味料は常温でとりあえず保存しましょう。
日頃の冷蔵庫の使い方に注意しよう
冷蔵庫は中身をたくさん入れている方が意外と多いですよね。
ぎゅうぎゅう詰めになっている冷蔵庫内は冷たい空気の循環がとても悪い為、電気代も無駄にかかっています。
また冷蔵庫の壁に近づけて食材を入れておくと、冷たい風が出てくる通風口をふさいでしまうため、なかなか温度が下がりません。
停電で冷蔵庫内を上手に温度を保つ為にも、日頃からちょっとした使い方の注意点を意識してみましょう。
また常温保存ができる調味料などは冷蔵庫内のスペースを余分にとる原因になります。
それぞれの保存方法をよく確認して、冷蔵庫内での保存が必要な食材だけを入れておきましょう。
また夏は冷たい食べ物や飲み物で冷蔵庫内がいっぱいになってしまいます。
上手に冷蔵するためには、クーラーボックスや小型の冷蔵庫を使い食べ物を分けて保存する工夫をしてみましょう。
まとめ
夏場の停電は冷蔵庫をはじめとした家電が使えなくなるので慌ててしまいますよね。
特に大切な食材の保存は日頃から停電対策をしておけば安心です。
光熱費の無駄を省くためにも冷蔵庫の詰めすぎは注意しましょう。